私たち、一般社団法人 福岡県建造物解体工業会は、建物解体工事業者の技術的・経済的及び社会的地位の向上と公共の福祉を増進する事を目的として1980年に設立されました。 当時は、まだ産業廃棄物処理等に関する認識が未完全であり、建物解体工事業が経済界に於いて、確立した産業として将来に向け成長していく為には、社団法人福岡県建造物解体工業会の役割が次第に重要なものとなって来ました。
そうした中、産業廃棄物処理に関する様々な調査研究や講習会等を行い、平成14年に建設リサイクル法に基づく、国土交通大臣が指定する技術管理者資格である「解体工事施工技士」資格試俊及び解体工事施工技術講習を平成5年より毎年実施し、福岡県下に359名、全国で9723名の合格者を輩出し、解体工事業界の健全化と発展に寄与してまいりました。
そうした活動を踏まえ、私ども社団法人福岡県建造物解体工業会も2005年には社団法人化25周年を迎える事ができました。今後も最重要課題とされている産業廃棄物の適正処理とリサイクルに真正面から取り組み循環型社会の構築に向けてさまざま活動を行っていく所存でございます。
また会員各社は、環境保護・保全と資源の再利用に係わる最先端の業者として、建物解体技術の向上と環境保護保全に対する知織の向上に努めてまいります。
私たちは、日々の建物解体工事の施工を通じて地域社会に貢献し、信用と信頼を高めることで大地にどっしりと根をおろす大樹のように人々に愛され、温もりある一般社団法人福岡県建造物解体工業会を目指し、さらなる飛躍をしたいと考えております。